B.OUTが語る!

 私の趣味である、ロック、漫画、仮面ライダー、プロ野球、猫、バラエティーを中心としたTV番組、そして、私の周りで起きたことについて勝手気ままに語るブログ(?)です。

足掻く

先々週ですか、

仮面ライダーキバに出てくる、健吾が

名護さんに「流石です!」と言った時の顔を

思い出す度にニヤニヤしてしまいます。

それだけのために何度も見直しましたよw




それはともかく、最近は音楽の事について

何にも書いてません(^^;

元はそれがメインのつもりだったのですけどね。

で、今回も漫画のことです。




人間、誰でも他人からの賞賛は欲しいものです。

表面ではどんなに言い繕っていても

そういう感情を誰もが多かれ少なかれ抱くと思います。

学校の成績が良ければ、

ちょっとした優越感を持つものですし、

社会人になれば所得が多くなり、

役職に就くことができれば

誇らしくも思えるものです。

そういう他人から賞賛を得るような要素を

なんでもいいから持っていれば、何と言うか

生きやすくなります。

人間、無為に生きているという感覚は

耐え難いものであり

その苦しみを和らげるために

他人の賞賛があれば、それだけで

大いに救われますからね。




自他共にそういう他人に褒めてもらえる

ような要素が無ければ、生きること

自体が苦痛に感じるかもしれませんね。

まあ、ある意味人間って誰でも

そのために努力をしている部分はあるでしょう。




職業に貴賎は無い、とか

人間は平等だ、という価値観が

この日本で根付いて久しいのですが

実態はそうで無かったりします。

たとえば・・・失礼ながら

いわゆる肉体労働よりも頭脳労働の方が

尊ばれる部分ってあるじゃないですか。


私はそういうのを人として最低だと思いますが、

日雇いで道路工事をしている人を

軽蔑する人だって現実にいます。

しかし彼らが居なければ、道路も出来ないし

物の流通もスムースに行きません。

頭だけじゃ社会は動かないですから。




そういう土木関係の労働者が主人公という

漫画を今回紹介します。

とは言っても、結構前に連載が終了した

作品なんですけどね。


その作品とは「最強伝説黒沢」です。

最強伝説黒沢 1 (1) (ビッグコミックス)最強伝説黒沢 1 (1) (ビッグコミックス)
(2003/06/30)
福本 伸行

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前々から書いてることですが、

私は福本作品が大好きです。

彼の作品の魅力の一つとして、

主にギャンブルにおける

人と人との心理的な駆け引きが

挙げられますが、この作品においては

そういう描写は見られるものの

ギャンブルを扱った作品ではありません。

まあ、何と言うか見方によれば

ギャグ漫画にも見えますがw

一言で言うなら「足掻く男の姿を描いた」作品ですね。




土木作業員の黒沢という男が主人公の

この漫画、「最強伝説」と書いてあるから

と言って、土木作業員からK-1の選手になるとか

そういうことにはなりませんし

何か思い描いていた夢を努力で実現させる

と言った、サクセスストーリーとも

違います。

もっとリアルな人生を描いています。




前半の方では独身の土木作業員の男、黒沢の

悲哀とかそういうものを描いていたり

狙って他人の賞賛を得ようと必死に

色んな工作をしたりして、それが逆効果となる

というギャグ的な展開も多いです。

たとえば、いつも配られる土木作業員全員の弁当に

密かにアジのフライを一尾多く入れたりして

人望を得ようとしますが、気付かれなかったり

逆に自分が羨む人望に厚い同僚に

自然においしいところを持っていかれたりと、

ちょっと可哀想なくらい報われませんw



黒沢自身も言っていますが、

そういう風に狙って他人の賞賛を得ようと

するのではなく、人望に厚い人

と言うのは善行を何の狙いもなく

やってのける人なのです。

・・・私自身、そういう人には憧れますね(^^;




まあ、そういう風な展開がずっと続くような漫画で

あれば福本センセイの初期の作風を

彷彿とさせるギャグ漫画とも言えましょう。

が、話が進むにつれて

この黒沢という男は結構大変な目に遭います。




不良中学生にひょんなことから絡まれて

ホームレス狩りの如く殺されかけたり、

屈辱的な目にも遭います。

黒沢のように、見るからに貧乏そうな

社会的弱者を苛めるという事件は

現実にあることだから怖いことですが

黒沢は主人公ですから

無為に殺されたりはしません。



相手は中学生とは言え、集団で

しかも金属バットのような凶器も所持していたり

します。

大人でも命を奪われても自然な修羅場に

おいて、彼は本能的に生き延びる術を

選択し、結果生き延びます。

最終的にはそういう不良中学生達からも

一目置かれる存在となる訳ですが・・・




この作品で言っているのは

勝ち負けや駆け引き上手なことが

人生において大事、というのではなく

どんな人間でも堂々と生きることはできる。

そして、困難な状況に泣き寝入りをしたりして

自分に嘘を付いて生きるのではなく

とにかく足掻いて、必死で生きる

そんな人間全てに贈る人間賛歌・・・・


と言うと大袈裟かもしれませんが、

私も営業をやっていた頃は

結構屈辱的な目に遭いました。


学歴や収入に関して、顧客から

酷い侮辱を受けたことがあるのです。

客商売ですから、常識的に考えて

耐えるべきですので

そうしましたが

仕事、と割り切っていても

その時は悔しかったですし、

堪らなく無力感を覚えたものです。




自分は駄目なのかなぁ・・・と

少し虚無的で捨て鉢な気持ちに

なりかけましたが、自分の誇りを

どこに持つべきかを考えて、

この作品を読むと救われた気がしたのです。

私も黒沢同様、所得は決して高いものでは

ありませんし、妻子もいない

更にちょっと調子に乗るところも

あるから(笑)大いに共感を得るところが

ありましたね。




まあ、身も蓋もない言い方をすれば

ファンタジーから得られるカタルシスが

この作品にもある訳ですが

必死に生きるってことはファンタジーではなく

尊いことなのは間違いないでしょう。




人間、虚無に逃げるのは簡単ですが、

誇りを持って生きて、足掻いてみるというのも

自分にとっても他人にとっても

良い効果がある気がします。

そして、それこそが黒沢の如く

自然に人望を集める手段とも言えましょう。

未来の世界

子どもの頃に、

「自分が大きくなったら

一体世界はどのようになっているんだろう?」と

考えた事はありませんでしたか?

多くの人が一度は考えたことがあると思います。

私の世代だと、ノストラダムスの大予言が

あったため、大いに心配していた人も

多かったものです。




実際、私の周りでも「ノストラダムスって、

第一次世界大戦や、ヒトラーのことを

予言したんだよな・・・。

それなら『恐怖の大王』というのも

実際に7の月に降るんじゃないか。。。」


リアルにビビッていた人はいました。

私もビビるほどでは無いにしろ、

何かあるかもな〜くらいは思ってはいましたw


実際に1999年が来てみると

日本で大きな何かが起きた事実は

ありませんでした。が・・・

もしかしたら、ノストラダムスの予言は当っているけれども

実際は少し時期がずれている

2001年に起きた「同時多発テロ」の事を

予言したのかな?

と、今になると思えます。

こういう解釈だと確かにこれは恐怖の大王が

空から降る、という詩の表現にも

合っている気はします。



現実はこのように、かなり酷い事件も

ある訳ですが、子どもの頃に思い描いていた

未来とはそんなに暗いものではなく

もっと夢一杯のものだと思うんです。



一昔前の人なら、ドラえもんがいるような

未来、鉄腕アトムがいるような未来とか。

言い換えれば、人型のロボットやサイボーグ

などが我々と生活を共にすることが普通に

なっているような世界です。

・・・まあ、そこまで文明が発達した世界には

なりませんでしたが

それなりに予想を超えた世界は見れたと

個人的に思ってます。

まず、携帯電話の普及。

それにインターネット。

この二つは子どもの頃にはとても想像も

できなかったものであり、今ではこれが当り前と

なっているのは隔世の感があります。



そこで今回は前置きが長くなりましたが、

タイトルに関連する漫画について書きたいと

思います。

その漫画とは・・・「PLUTO」です。

PLUTO (1)PLUTO (1)
(2004/09/30)
浦沢 直樹、手塚 治虫 他

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ご存知の方もいると思いますが、

この漫画は手塚治虫の「鉄腕アトム」の中に

あるエピソード「地上最大のロボット」が

原案となっているそうです。

私は鉄腕アトムの世代ではなく、

原作にも疎いので、

何の先入観も無く読めたのですが・・・




いや〜、面白いですね。

これは鉄腕アトムで描かれているロボットと

人間が共存している世界が舞台と

なっている作品なんですが

どうしても手塚治虫の「鉄腕アトム」で

描かれている未来の世界と言うと

手塚治虫の作風は子どもを強く意識した

ものであったため、

世界観にしても、ロボットと人間に関する

関係性にしても詳細に渡っての説明がされて

おらず、簡略化されています。

だから大人の私が読むとどうしても

少し冷めた目線で見てしまいます。



まあ、これは

現実に無いものを描く場合、ある程度

納得できるような説明が無いと物語を素直に

楽しめない、理屈っぽい大人の典型です。

嫌ですね(^^;



それが浦沢直樹が描く世界となると、

ロボットに関するテクノロジー云々は

ともかくとして、ロボットと人間の関係が

作品の中ではどのようなものかが

詳しく書かれており、実に感情移入しやすいのです。

たとえば・・・

あまり先を書くとつまらないでしょうから

序盤の方で例を示しますと

物語は、一台のロボット・モンブラン

何者かに破壊され、

それとほぼ同時期に「ロボット法擁護団体」の

幹部である、ベルナルド・ランケという人物が

殺害された事件が起きたことから

始まります。



私はモンブランが何者かに破壊され・・・と

書きましたが、この漫画においては

「殺された」と登場人物は言っています。

更に、人間がこのロボットの死に関して

涙を流す場面さえあるのです。

これはこの世界においてロボットが

人間の世界において、多くの人にその人格を

認められている、ということを

よく描写していると思います。




更に面白いのはこの世界で出てくるのが

サイボーグではなく、ロボットである

ということです。

サイボーグは人間の脳に機械の体を持つ者であり、

ロボットは全て機械。脳にあたる部分はAI(人工知能)

であるため、人間と全く同じ感情を

最初から抱ける存在ではない訳です。

しかし、AI自体が高度であるため

それに近い感情も持ち、

ロボットなりに夢を持ったり、

家庭を持つ者なら、家族を失った悲しみを

持ったり、同族のロボットを破壊することに

嫌悪感を示す者もいたり・・・

その辺りの微妙な人間との感じ方の違いも

あって、人間とはほんの少しだけ

違うところが面白かったりします。



作品の進められ方としては、

浦沢直樹が「MONSTER」で示したような

サスペンスの流れを踏襲しています。

つまり・・・

一見何の関係もないような事件を

扱っておきながら、それが本筋に

繋がっているという、あのやり方ですね。




ちなみにこの漫画の主人公はゲジヒトという

見た目は普通の人間と

全く変わらない、超高性能のロボットです。

アトムでは無いんです。

アトムやウランも出ますけど、

あくまで主要な登場人物の一人となっています。



蛇足ですが、この漫画に登場するアトムは

決して、黒いブリーフ一つで街を歩いている

訳でも、奇妙な髪型もしている訳でもなく

ゲジヒト同様、普通の人間の少年と変わらない

風貌をしています。

ちょっと期待していただけにそこは

残念ですね(?)




浦沢直樹の作品にはどれも

割とハズレは少ないのですが、最近の

作品ではこれが一番面白いと

思います。

未読の方は一読をお勧めします。

まだ、物語は終わっていませんので

これからでも十分楽しめると思いますので。

かずはじめ

最初に書いておきますが、私は

基本的に女性の漫画家の作品で

好きな作品は少ないです。

と言うのも、これは私が男だから

かもしれませんが、ストーリーが

秀逸であっても画に馴染めない

ことが多々あったり、男性の漫画家が

書く男性のキャラと比べると女性の漫画家の

それは画的にも性格的にも美化されて

いたり、繊細過ぎたり

私から見ると「こんな奴、いねぇよ」

思ってしまうことが多いからです。

まあ、それは男性の漫画家が女性を

描いても同じことが言えると思いますが。




それでも、ちょっとした機会に読んだ作品で

気に入ったものもあり、竹宮恵子の「地球へ…」は

いかにも、な男性キャラが多いにも

関わらず結構楽しめました。




最近では少年・青年漫画誌で

女性の漫画家が活躍するケースも

多くなり、昔と比べると読む機会も

増えたのは事実ですが、それでも

この傾向はそう簡単に変わることは

無いでしょうね。




そんなある意味女性差別にも似た

漫画の嗜好を持つ私なんですが(汗)、

かずはじめという女性漫画家の作品で

「明稜帝 梧桐勢十郎」という作品は

結構ハマりました。

明稜帝梧桐勢十郎 (1) (集英社文庫―コミック版 (か41-4))明稜帝梧桐勢十郎 (1) (集英社文庫―コミック版 (か41-4))
(2006/12)
かず はじめ

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このかずはじめという人の画は

実に線が細く、荒々しいシーンを

描いていてもそこまで迫力は無いのですが、

この作品の何が気に入ったかと

言われれば、男性キャラの魅力でしょうか。




主人公の梧桐勢十郎は腕っぷしが

強く、学業にも秀でており

生徒会長もやっているので

人望もそれなりにありそうなのですが

普段は、無茶苦茶な事ばかり他人に

要求しています。

暇つぶしに下級生に変な本を図書館から

借りに行かせたり、山篭りの特訓の

ようなことをやらせたり

自分の部下(?)を全て「下僕」呼ばわり

したり・・・(^^;





しかしながら時には自分が思いを

寄せる幼馴染の女生徒を自分の下僕が

惚れたと知ったら、不器用ながらも

告白するのを手伝ったり
(まあ、この「惚れた」というのは勘違いでしたが)

一度、自分の下僕に認定した人に

危機が訪れたなら全力で助けに行ったり

なかなか男気溢れる生徒会長です。



まあ、言ってみれば

この漫画の主人公は「昔ながらのガキ大将」

ですかね。

そういうキャラを連載当時書いている人が

少なかったので、多分愛着が湧いたのだと

思います。




あと、ギャグのセンスもちょっと男性的です。

主に主人公のギャグばかりなのですが、

拾った捨て犬に「肉」と名づけたり、

対戦用のTVゲームに負けた悔しさから

子どものような妨害をしてまで

勝とうとしたり・・・w

こういう所は少女漫画にはあまり

見られないような気がしますが、

どうでしょう?




あと、高校を舞台にしているのに

臨時の校内イベントでK-1みたいな

格闘大会を開いたり、さらに

その大会で賭けたり、と少年漫画ならではの

トンデモなさも良いです。

多分、このかずはじめと言う人は

少年漫画が大好きなのだと思います。

だから、作風も少女漫画っぽくはなっていない

ように思えますし、不器用な男性キャラの

振る舞いも上手に描けているのでは

ないかと思います。

事実、彼女の作品の中でも一番

連載が長く続いたようで

人気も一番あるかもしれません。



まあ、ただ難点を一つ挙げるとすれば

主人公のキャラが立ちすぎて

他のキャラがちょっと地味に見えるところでしょうか。

半屋とか、クリフとかは結構面白いキャラ

なのですがどうしても

引き立て役になりすぎている感は

否めません。

個人的にはもう少し出番を

多くして欲しかったのですが、

だからこそ、主人公が面白く

見えるのかもしれませんね。

この辺はジレンマみたいなものですか。



こういう感じの漫画が描ける方ならば

女性の方が描いた漫画も

もっと読むでしょう。

と言うか、連載当時周りの友達と

この漫画の話題を出したことは

なかったのですが、どれくらいの人が

この漫画を覚えているのでしょうか?

もしかして、知る人ぞ知る漫画に

既になってたりして・・・。



だとすると悲しいですねw

まあ、それはともかくかずはじめの

作品を読んでみたい方は今でも

多いと思います(多分)

ジャンプじゃなくてもいいので、

いや、むしろ青年誌で作品を描いたら

どんな作品を描くのか興味深いので

是非ともチャレンジしてもらいたいものです。

どおくまん

常々思うのですが、「北斗の拳」とか

「魁!!男塾」は実にメタルな漫画だと

思いますw



どこがメタルなのかと問われると、

作品全体に漂う、仰々しさと劇画チックな画

それに過剰なまでの美学を描いている

ところですかね。

あれはヘヴィメタルに通じるものがあります。




その一方で私の中ではパンクな漫画も

あります。

それがタイトルに挙げた「どおくまん」

一連の作品群です。

まあ、パンクとは言いましたが

正確に言うならちょっとハードコアっぽいような

ニュアンスが私の中ではありますが、

この辺は私の感性なのであまり深く

突っ込まないで欲しいです(^^;



それはともかく、どおくまんの作品の

何がパンクなのか、と言うとですね。

まず、彼等の作品は

殆どのものが知性の介入を許さない

馬鹿馬鹿しい下品なギャグ

及びに、時に女性を軽視するかのような

女性の扱われ方・・・ですかね。

その辺がパンクだと思ってます。

彼等の作品を読んだことがある方は

ご存知かと思いますが

「嗚呼!!花の応援団」とかは凄いですよねw

主人公・青田赤道が「クェックェックェッ」と

笑い、足を車輪のように回転させながら

爬虫類のような舌を伸ばし

素っ裸で女性を追い掛け回す様は

まるで野人・・・いや野獣です(^^;

後追いではありますが、私も

読ませてもらった時、

「これは人権団体やPTAあたりから

抗議のハガキや電話が来なかった

のだろうか・・・?」
と心配しましたw

そのくらい一見低俗極まりない描写ばかりが

目立ちます。
(実は青田も人情溢れる、女性にも優しい
キャラなのです)




どおくまん、と言えば一番有名で

一番売れているのは前述の

「嗚呼!!花の応援団」でしょうが、

私にとって一番思い入れが深いのは

「熱笑!花沢高校」です。
(あまりにアマゾンの情報が少ないため、
リンクは貼りません)

彼等の作品の中では比較的ギャグの要素が

弱い作品であり、内容は

簡単に言うと昔のヤンキー漫画・・・です。

初期は世間の人がイメージする

どおくまん節が炸裂しており、

女性を追い掛け回すような

シーンは無いのですが、
(但し、中半くらいにでてくる
「獣田」というキャラが同じようなことをします)

やたら鼻水を出したりとか汚いシーンが

多かったですw



主人公の力勝男(りき かつお)

体が大きく、力も強く

顔も強面ですが気が非常に弱いため

かなり酷くいじめられていました。

それはクラスメイトからだけでなく、

家族も含めて・・・の話なので

救いが無い話です。

が、彼は以前の彼を知る者が誰もいない

花沢高校に転校することを

きっかけにいじめられないように

しようと決意します。




しかし、神様は彼に波乱万丈な

生き方を選択させました。

平穏に生きたいという彼の願望とは

裏腹に、その外見から「こいつは只者ではない」

と思った、取り巻きが付きます。

彼は色々なトラブルに巻き込まれ

自分の本当の強さに気付きます。

数々の修羅場を乗り越える内に

いつしか花沢高校をシメます(笑)。




一方、関西地区で傍若無人な

振る舞いをしていた暴走族

「北大阪の虎(通称・虎)」の

存在を知り、力は彼等と戦うことを

決意するのです。

ちなみに力達はその対抗勢力として

「黒いゲリラ」を結成。
(凄いネーミングセンスですがw)




中半以降は力達と、この虎との

戦いがメインとなる訳ですが・・・

もう、この戦いが凄い。

一応暴走族同士の戦いってことで

バイクは登場しますが、

両組織とも使っている武器や乗り物が

凄いんです。

日本刀とか釘バットとかその辺だったら

まだ分かりますよね?

・・・そうじゃないんです。




武器・・・(但し、殺傷力が多少弱いもの)

バズーカ・トンファー・なぎなた・仕込み杖

放水機能がある砲台
・・・等々w

乗り物・・・バイク・車・

ホバークラフト(!)




凄い・・・凄すぎます、両方とも(^^;

これだけに留まらず、

力達は虎に対抗するために

山中で軍事訓練みたいなものを部下に

施したり、自らも愛用のトンファーを

持って、迫り来る吊られた丸太の群れを

なぎ倒し、四方八方からの敵からの

攻撃を想定した修行を行いますw




この作品を私が読んだのは

小学生だったのですが、

それでも「この漫画は一体

どこへ向かっているのだろう?」

という疑問を禁じえませんでしたw




このようにブッ飛んだヤンキーバトル漫画

なのですが(笑)、最終的に

虎のヘッド・天界を打ち破った後

その抗争での責任を取るため、

自ら警察に出頭します。

最初世間は彼等に冷たかったのですが、

虎がやってきたことが

悪質であり、苦しめられた人々も

多かったことから警察でさえ

力達の功績を認め、捕まえるのを

躊躇うほどに称えます。

そして・・・警察に連行される彼等を

大衆は涙ながらに見送るのです。

その光景を見た力は

「お、男の花道や!」

と男泣きに泣きます。。。




まあ、設定は超ド級に無茶苦茶ですけど

じっくり読むと人情話と言うか

ある意味美学のようなものが

感じられるのが面白いですね。

これはどおくまん作品に

一貫して言えることだと思います。




ちなみにどおくまん作品の中で

人情話を堪能したい方であれば、

「なにわ遊侠伝」あたりもおススメです。

ヤクザの悲哀とか、人情溢れる一面を

どおくまんお得意の下ネタも入れながらw

1〜3話完結程度の話で描いていますので

どこから読んでも面白い

佳作だと思います。




・・・と言うか、どおくまんという

漫画家の名前を知っている人がどれくらい

いるのかが疑問ですねw

画を見れば一発で分かると思うんですけどね。

父と子

タイトル通り、父と子について

今回書くのですが、私は生憎結婚してませんので

当然子どももいません。

なので、書けることと言えば私の父上との

ことなんですが・・・。


しかし、他人がどこの馬の骨かも分からない

男の親子関係なんて知りたいなんて

別に思わないでしょうし、何より

私が照れ臭いので・・・w
(とか言いながら、過去書いたことありますが)

漫画のキャラクターの父子の

姿について書いてみようと

思います。




漫画に出てくる父子関係と言うのは

大体、フィクションでありエンターテイメント性を

重視しているものも多いため

ちょっと異常なシチュエーションを前提に

したものが多いと思いますw

ですが、意外にその異常なシチュエーション故か

深くその関係が描かれている作品に

ついては、中々心を打たれるものも

多いです。

ただ、漫画の主人公の父親が出てくる作品って

私が読んだ作品の中では意外に

少ないんですよね・・・(^^;

いきなりこのテーマで記事を書いて

後悔していますがw

まあ、いいです。




そうですね・・・漫画のキャラで

一番有名な父子と言えば

これはもうドラゴンボールの悟空と悟飯が

挙げられます。

・・・挙げられますが、この親子は

そこまで思い入れが無いですねw

どうも戦い方はピッコロさんに習ってるみたいだし、

それ以外は殆ど放任主義で、むしろ

母であるチチの教育ママっぷりが目立っていました。

まあ、だけども悟空が死んでしまった時は

それなりに熱くはなりましたね。




最近の作品だと、DEATH NOTE総一郎

いましたが・・・これも月が悪党すぎて

父子関係とか書けませんねw

逆にバキ範馬刃牙勇次郎

同様の意味で無理ですw

息子すら殺そうとする父など

とてもとても・・・(^^;




暗礁に乗り上げたかのように見える、

このテーマですが

ちゃんと奥の手はあります・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

一番、親と子の関係を深く描いている

ものと言えば、やっぱり「巨人の星」

飛雄馬一徹さんでしょうw

正にライオンの親は子の成長のために

我が子を谷へ突き落とすと言いますが、

それを地で行ってる感じです。

幼い頃は大リーグボール養成ギプスの

着用を義務付けたりと

いった幼児虐待を行い(笑)、無理やり

子を野球地獄へと誘う父・一徹ですがw

彼が流す涙は全て子・飛雄馬へ向けた

ものです。

飛雄馬は巨人に入ってからも、甘い面が

ありましたが、それを乗り越え

真の男の生き様を教えるために

自ら敵となって立ちはだかる姿に

飛雄馬・一徹両方の立場になって

目頭を熱くした方も多いのでは無いでしょうか。



無理やり自分の夢を引き継がせたようにも

見えますが、この親子の場合は

子が結果的にそれに賛同していますから、

許されると思っています。

今風に言えば、亀田親子みたいなものでしょう。
(ちょっとイメージが悪いのはご愛嬌でw)



亀田親子と言えば、格闘技ってことで

この親子も忘れられませんね。

「高校鉄拳伝タフ」「TOUGH」

宮沢熹一静虎(せいこ)。

中盤あたりからバキに近くなる

部分もありますが、バキと

決定的に違うのは親子関係です。




宮沢家では灘神影流という古流武術を

代々子どもに伝えているため、その教育方針は

一般的に見ると厳しいのですが、父・静虎は

息子・熹一からは「史上最強のモラリスト」と

呼ばれるくらい「いい人」であり、

他の武術家から試合、喧嘩を申し込まれても

可能な限り戦いません。

そんな彼の生き方が子育てにも影響しているのか

非常に不器用な形の過保護さが

よく作中に現れています。




たとえば息子・熹一の試合に際し

「一切口出ししない」とか「灘神影流の継承者として

戦うのならば、敗北したら死を選べ」
等と

言っておきながら、さりげなくアドヴァイスしたり

熹一が幼稚園児の頃、

「タコさんウィンナーが食べたい」と

思いつつもそれを隠していると

それを言われずとも察知し、手を傷だらけにしながら

タコさんウィンナーだらけの弁当を

作ったり・・・とw




いい年をして、漫画のキャラに対する

思い入れが強すぎるかもしれませんが

もし、私が父親になるのならば

子どもに接する時、彼を参考にしたいと

思いますね・・・

笑われるかもしれませんし、今時

古風過ぎるのかもしれませんが

こんな父になれたら、と思います。

まあ、その前に自分が子どもに憧れられるような

存在にならないといけませんねw

失礼しました(^^;

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猿渡 哲也

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幼少の頃より自分なりに「漢(おとこ)」を感じるものを追求し続けているのだが、最近それがヲタク趣味だということに気付き始めた、三十路なりたてのアマチュアベーシスト。










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